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教えて!のぼりQ&A

両面のぼりは出来ますか?

はい、出来ます。
当店では、「遮光スエード」という、三層構造で真ん中に遮光材が入った特殊な生地を使用することによって、両面に印刷しても裏映りしない「両面のぼり」を製作することが出来ます。
表裏、同柄でも別柄でも製作可能です。  
遮光スエード
通常、のぼりは片面印刷ですので写真のように裏面は反転しますが、
通常ののぼり
遮光スエードの両面のぼりは下の写真のように、裏面もまともに見せることができます。
遮光スエード両面のぼり

ただ、良い点ばかりではなく、だからこその注意点もあります。

一つ目は、遮光スエードの生地は重いため(なにぶん間に遮光材が入っていますので)風になびきにくいことです。
二つ目は、重いのでのぼりポールに設置した時に横棒がお辞儀してしまうことです。上の写真をもう一度ご覧ください。
通常ののぼりの方はポールと横棒が直角のなのに対し、遮光スエードののぼりは横棒が垂れているのが分かります。
これだと見た目が不細工なだけでなく、風が吹くと横棒が折れてしまう可能性もあります。

3つ目は耐候性が低い(色持ちが悪い)ことです。
使用環境(例えば西日がよく当たるかどうか、風雨によくさらされているかどうか等)に大きく左右されるため、一概に○ヶ月持ちますと言いにくいのですが、弊社で実験した結果、遮光スエードののぼりは、出しっ放しの状態で、およそ半年くらいで退色が始まりました。これは、同じ昇華転写捺染という方法で製作する長持ちのぼりの約半分にあたります。
理由は、長持ちのぼりは染め抜きで裏までインクが浸透している状態なのに対し、遮光スエードの両面のぼりはインクが遮光材までで裏面まで浸透してないからだと考えられます。
遮光スエードのぼり
以上の点から、当社では遮光スエードの両面のぼりは、屋外でのご使用をお勧めしておりません。
ミニのぼりとしてあるいは展示会など屋内でお使いいただくのが無難です。

もし両面のぼりをご希望の場合は別途お見積りいたしますので、お問合せフォームから「両面のぼりW450×1800 1枚希望」など内容が分かるようにお問合せ下さい。確認次第お見積りいたします。

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