のぼり旗の寿命を知ろう!のぼり屋が教える長持ちさせるコツ
2024年02月01日
のぼり旗はどれくらい持つのか、寿命が知りたいと思ったそこのあなた。
のぼり旗の寿命は約3カ月です。立てる場所の紫外線の量や気温、降水量や風の強さ等で前後しますが、おおよその目安としては3カ月を目途に買い替えを検討すると良いでしょう。
しかし、せっかく作ったのぼり旗ですから、寿命を長持ちさせる方法や、美しい見栄えを保ちながら交換時期を見極めたいですよね。
今回のブログでは、のぼり旗を取り換える目安や、寿命を延ばすコツを解説します。
のぼり旗を取り換える目安
のぼり旗の交換の目安は、以下の部分を見極めて精査する事をオススメします。
のぼり旗の周囲にほつれが発生している
のぼり旗の周囲は、ヒートカットといって刃を高温に熱したカッターで生地を溶かしながら裁断しています。溶けた繊維が固まるので、ほつれにくくなるのです。
ヒートカットについて詳しく解説している記事がございますので、是非ご覧ください。
【関連記事】
ヒートカットとは|ほつれない布の裁断方法について
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紫外線や雨風に晒されると、生地の劣化が進み、旗の角から徐々にほつれが生じます。
ほつれが始まると上の画像のように、どんどんボロボロになっていき、見た目がかなり悪くなってしまいます。酷くなる前に新しいのぼり旗に交換しましょう。
色あせて見栄えが良くない
のぼり旗の色あせ具合も、新しいのぼりに交換する目安です。
印刷には耐候性のあるインクを使用していますが、屋外で日光(紫外線)に長時間晒されると、どうしても色あせが始まり、変色してしまいます。
色あせたのぼりを使い続けると、お店に対するイメージもあまり良くないので、出来るだけ綺麗な色合いののぼり旗を立てることを心がけましょう。
汚れがひどく、水洗いをしても落ちない
のぼり旗の汚れの原因は、自動車の排気ガスを含んだ雨や泥、埃によるものです。
汚れた場合、決して洗濯機で洗わないでください。
のぼり旗は摩擦に弱く、洗濯機や擦り洗いをすると擦った部分の色が落ちてしまう可能性がございます。汚れてしまった時のお手入れ方法は基本的に水洗いで、優しく洗ってください。
詳細は、こちらをご覧ください。
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のぼりは洗濯できるのか?!
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水洗いをしても汚れが落ちず、デザインやキャッチコピーより目立つ場合は、新しいのぼり旗に交換しましょう。
のぼり旗の寿命を延ばすコツ
冒頭、のぼりの寿命は約3カ月と記載しましたが、それはあくまで、屋外にずっと出しっぱなしにした場合です。
屋内で使用する場合や、こまめに出し入れした場合は、のぼり旗の寿命はかなり延びます。中には2年以上も大事に使っているお客様もいらっしゃいますよ♪
そんなのぼり旗の寿命を延ばすコツをご紹介します。
色あせ・変色・汚れ対策
まずは、のぼり旗の寿命を延ばすコツとして『色あせ・変色・汚れ』に対する打ち手をご紹介します。
●使用開始日は、特に天気の良い日を選ぶ
のぼり旗をお買い上げいただいたお客様には商品に同梱で取扱説明書をお送りしています。
一番上に注目すると
「使用開始日は、特に天気の良い日をお選び下さい。」
と記載があります。
のぼりに使用しているインクは、しっかり乾かすと生地に定着し色あせに強くなる効果があるからです。
※決してインクが乾いていない状態で出荷しているわけではありませんので、ご安心ください!
のぼりを最初にご使用いただくのは天気の良い日がお勧めです。
●閉店時等、使わない時は外に出さない
色あせや変色の原因は『紫外線』です。
休日や営業時間外の時は、極力紫外線を避ける為、屋内に保管することをおすすめします。
屋内へ片づけておくことにより、のぼり旗の劣化の原因となる『紫外線』や『雨風』を防ぐことできます。
●雨の日は使用を控える
のぼりは雨の日でも問題なく使用できますが、色あせを促進させ、排気ガスを含んだ雨や泥水で汚れてしまいます。
頑固な汚れがつくと、水洗いだけでは落ちにくくなります。
のぼり旗をできるだけ綺麗に長持ちさせたい方は、天気の悪い日は使用を避けることを推奨します。
生地の破れ・ほつれ対策
次に、のぼりの寿命を延ばす打ち手として『生地の破れ・ほつれ』対策をご紹介します。
●周囲を補強縫製する
生地の破れ、ほつれ対策としては、補強縫製がお勧めです。当社標準の仕様では、下辺を三巻縫製しています。
オプションとして各辺に施すことができ、補強縫製をしている辺が多ければ多いほど耐久性が上がります。
のぼり旗の縫製についてはコチラの記事に詳しく掲載しています。
【関連記事】
のぼりの縫製について解説!長持ちさせるための補強方法
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●周りに障害物がない場所に設置する
風の強い日に屋外で設置していると、のぼり旗が樹木や壁面などの障害物に当たる可能性があります。当たることによって擦れたり引っかかるため、破れやほつれの原因となります。
周囲には障害物のない場所に設置するなどの工夫をお勧めします。
のぼり旗の寿命を知ろう:まとめ
今回のブログではのぼり旗の寿命や長持ちさせるコツについて解説しました。
この記事のポイント
●のぼり旗の寿命の目安は約3カ月
●ほつれ、汚れ、色あせが主な交換の判断基準
●長持ちさせる方法は「補強縫製」「出しっぱなしにしない」「障害物のない場所に設置する」
●ほつれ、汚れ、色あせが主な交換の判断基準
●長持ちさせる方法は「補強縫製」「出しっぱなしにしない」「障害物のない場所に設置する」
適切な交換時期を見極めつつ、美しいのぼり旗をできるだけ長く保てるよう意識してみてはいかがでしょうか。
買い替えを検討される時は是非、オーダーのぼりドットコムにご用命ください♪
お客様の要望をベースに作り上げていく、オリジナルののぼりや旗、幕、のれん、看板を、6つのインターネットショップを通じて受注、全国に製造販売。
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管理者:オーダーのぼりドットコム店長@辻本
2008年入社にデザイナーとして入社。カラーコーディネーター1級。
現在はご注文、お問い合わせ対応など、お客様窓口を担当しています。
ブログでは、のぼりを購入する前に読んでおきたい情報や、デザインや配色について等、読んでくださった方に安心してのぼりを製作頂けるような記事を執筆しています。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。とことんお付き合いいたします!
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