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ダイレクト昇華印刷と昇華転写捺染の発色は、なぜ違うのですか?

ダイレクト昇華印刷や昇華転写捺染で使用する、ポリエステル布向けの染料は、分散剤を使っているため『分散染料』と呼ばれます。
分散剤は、細かい染料の粒子をインクの中で均一に分散させ色の濃度を一定に保ったり、染料の粒子同士がくっついて凝固するのを防ぐ働きがあります。

実は昇華転写捺染とダイレクト昇華印刷の発色の違いに一番影響しているのが、この分散剤なのです。

と言うのも、分散剤そのものが茶色だから。

昇華転写捺染では幸いにも転写工程において、この分散剤が転写紙に残ります。分散剤には転写性能が無い為です。

しかしダイレクト昇華印刷の場合は、染料以外に、分散剤他発色や色味に関係のない成分全てを布に打ち付けてしまうことになります。その為、濁った色味も一緒に出てしまうのです。

これが、ダイレクト昇華印刷が昇華転写捺染と比較してどうしても色味が劣る原因です。


ただ当社のダイレクト昇華印刷機で使っている分散染料は、以上の観点から、できる限り色味を昇華転写捺染の発色に近づけたい!そんな思いから開発された無色透明の分散剤を使用しており、その名もVIVIDインクと呼ばれ、彩度が高く、透明感があり発色も綺麗で、従来のダイレクト昇華印刷とは全く違いますのでご安心下さい。

詳しくはこちらの「初めての方へ」のページの「他サイトとの違い」をご覧ください。
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