のぼりの価格がどうして他社とそんなに違うのですか？

例えば、Aさんがのぼりを1枚だけ作りたいとネットで探した結果、最安値はX印刷会社で、のぼり製作代は1,000円（税別）だったとします（送料等は無視します）。

しかしながら、Aさんが支給する入稿データやご希望内容によっては、1,000円以外にも費用がかかる場合があります。
どんな場合か、これから見ていきますね。

●完全データ（アドビのイラストレータデータ）入稿の場合

Aさんがイラストレータデータで入稿する場合、文字通り完全なデータなので、もし色合わせも何もする必要がないのであれば、1,000円だけで済むはずです。

会社のロゴマークなど色合わせが必要な場合は、印刷会社によっては、色合わせ作業料金として、1色に付き1,000円（税別）がかかったり、印刷会社が作ったカラーチャートを見ながら自分で付けないといけなかったり、中には色合わせをしないと書かれたサイトもあったりします。

X社が、1色に付き1,000円（税別）かかる会社なら、色合わせが3色あれば、（3色×1,000円）＋1,000円（のぼり代）＝4,000円になります。

●wordやExcelなどOfficeデータで入稿の場合

このパターンの入稿は結構多いです。この場合、完全データではありませんから、印刷用のデータ作成費がかかるところがほとんどです。4,500円だったり3,000円だったり。しかも一発で原稿がOKになることは少なく、もっとこうして欲しいあ～して欲しいと修正が複数回かかるのが普通です。つまり、修正費用がかかる場合があるということ。一般に多いのが「修正は2回まで無料、3回目から1回につき1,000円（税別）かかります」というパターンです。

では、X印刷会社の修正ポリシーが、「2回までは無料、3回目からは1回につき1,000円（税別）」として、いくつかのパターンで、のぼり代金をシュミレーションしてみましょう。

①原稿作成費が4,500円で、修正が2回までのパターン
4,500円＋1,000円（のぼり代）＝5,500円

②原稿作成費が3,000円で、修正が3回のパターン
3,000円＋1,000円（修正代）＋1,000円（のぼり代）＝5,000円

③原稿作成費が3,000円で、修正が6回のパターン
3,000円＋4,000円（修正代）＋1,000円（のぼり代）＝8,000円

いかがでしょう。もしこれらのパターンに、3色の色合わせ代3,000円が加わったとしたら・・・更に上積みされることになります。

比較の為に申しますと、当店ののぼり代金は、1枚だと、1,000円ではなく4,600円です。
https://www.order-nobori.com/product/nobori/

ただし当店の場合、「wordやExcelなどOfficeデータで入稿の場合」でも原稿作成費は無料、修正も無制限に無料です。仮に10回修正しても無料なのです（気に入るまで何度でも修正します）。
もし③のパターンで、修正が10回だと・・・
3,000円＋8,000円（修正代）＋1,000円（のぼり代）＝12,000円ですが、当店の場合、4,600円だけです。もちろん色合わせも無料です。何色でも。

このように、入稿方法やどこまで修正を求めるかによって、かかる総合計金額は変わってきますので、価格表を見ただけでは正確な比較はできません。各社、それぞれの考えで価格表をこしらえていますので、同じ土俵ではないということです。
価格表にどこまで含ませるかは各社異なりますが、最低金額を掲載するのが一般的でしょう。それで収まる場合もあればそれだけで収まらないケースもあるということを押さえておく必要があります。

今回は、説明を分かり易くする為に枚数は1枚でしたが、複数枚をご検討の場合も上記を参考にシュミレーションなさってみてください。

【当店からのアドバイス】
上記の通り当店は、wordやExcelなどOfficeデータでも原稿作成費は無料で、修正も無制限に無料ですから、イラストレータデータをご準備できないお客様やデザインに凝りたいお客様（何度も修正の可能性があるお客様）にとっては大変お得だと思います。

逆にイラストレータデータで入稿できるお客様でしたら、当店よりX社のような1枚単価の安い印刷会社さまに発注された方がお得です。ただし、これはあくまで金額的な観点のみでお得だとお話ししているだけで、のぼりのクオリティーとなると話は別です。
というのも、1枚単価が非常にお安い会社さまののぼりを取り寄せて見てみると、

・生地の色が真っ白ではない（濁った白さ）
・生地が若干薄い
・黒が薄い
・発色の良くない色がある
・色と色の境目が滲んでいる

というのが当店の認識というか、実際に見た印象です。
ただこれは、当店ののぼりと横に並べてみて分かる違いで、それだけを手に取って見ても、白がくすんでいるとか、黒が薄いとはなかなか分からないと思います。

気になるようでしたら、両方のサンプルを取り寄せて比較してみてください。

以上、ご参考になれば幸いです。