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教えて!のぼりQ&A

のぼりは、雨の日に出しても大丈夫ですか?

はい、大丈夫です。
 のぼり旗は屋外で使える商品ですので、雨の日でもお使いいただけます。

のぼり旗に使う『ポンジ』はポリエステル製ですので、速乾性に優れ、雨にも強い生地です。
雨の日続きで1~2日濡れっぱなしにしても、インクが滲んだりすることはありません。雨でぬれている生地と乾いた生地
とはいえ長期に渡り、雨に濡れ続けると下記のリスクも発生します。

 

●生地の色あせを早めてしまう
のぼり旗は雨に濡れる事で表面のインクがじわじわと流れ落ちていきます。一度の雨であからさまに文字が消えてなくなることはありませんが、バケツに水を張り、長時間つけておくと透明の水が色づくことがわかります。

↓の写真は3日間のぼり旗を水につけた結果です。
3日間水につけたのぼりの結果若干ですがインクが抜けて水が濁っていますよね。水に浸け続けるという極端な実験ですが、少なからず色あせの影響はあります。

 

●チチや生地の劣化を早めてしまう
雨水を含むことにより生地が重くなるので、のぼりを支えるチチ(ポールを通す輪っか)に負荷がかかります。強い化繊の糸でチチは作られていますが、負荷がかかり続けるとちぎれてしまう恐れがあります。

水分を含んでいないのぼり旗と、含んだのぼりの重さの比較です。水分を含んでいないのぼり
水分を含んでいるのぼり水分を含むだけで、2倍以上重くなっていることがわかりますね。
雨はもちろん、風の影響も受けますので、生地にも大きな負荷がかかり、ほつれや破れの原因になります。雨と風の影響を受けるのぼり旗

 

●雨によるシミや泥水による汚れが付着しやすい
雨の日に使用すると、車の排気ガスや埃を含んだ雨水によるシミや、泥水が付着してしまいます。
ずっと汚れたのぼり旗を掲げていると、お店の印象が悪くなり、魅力やアピール力が大きく減少します。

以上のリスクが伴うため、雨の日が続く場合は屋内に片付ける事をオススメします。

 

◆少しでも長くご使用いただくために
のぼり旗を初めて外に出す日は天気の良い日をお選びください。太陽とのぼり旗

インクはしっかり乾いた状態で出荷しておりますが、日光に当ててさらに乾かすことで色持ちを延ばすことができます。
のぼり旗を初めて掲げる際は、雨の日を避けて設置する事をオススメします。

のぼりの寿命や色持ちを長くする方法につきましては、こちらをご覧ください。

 

◆雨が降った後のお手入れ方法
水分を含んでいる場合は、軽く絞り、陰干しをしてください。
シミや汚れが付いたときは、水洗いで優しく擦らないように手洗いしてください。
のぼり旗は摩擦に弱く、お洗濯やクリーニングは出来ません。

また、ご覧の様に一部分だけシミが残った場合は、のぼりに付いたシミ

全体的に水で濡らして乾かすと、改善することができます。全体を濡らして改善する

詳しいお手入れ方法はコチラをご覧ください。


のぼり旗もその他布製品と同様に、雨や雪、強風の日には屋内に閉まったり、メンテナンスすることで、色あせや生地の寿命の伸ばし、劣化を遅らせることができます。

ご参考になれば幸いです。

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