集客と色の関係(青色)
「色」は商品や会社を宣伝したり、
販売する上で重要な要素の一つです。
日本人は青が大好き?!
統計では、日本人の好きな色の第1位は鮮やかな青です。
次いで鮮やかな赤色、明るい青緑、白といった順位になります。
この嗜好の傾向には、日本は島国であることと、国土の3分の2が山であることが大きく影響しているといわれます。海に囲まれ、川や湖、沼などが多いことから水色(青)が好まれ、水の色に映える白、そして山の緑と、国旗にも使われている日の丸の赤(太陽の赤)が日本人の潜在意識のにあるのでしょう。
つまり、日本人の好む色は、私たちを取り巻く自然の色といっていいでしょう。
青色の種類
青色は「信頼」「誠実」「信用」「沈着」などのイメージを与える保守的な色で、コーポレートカラーに採用している企業も多くあります。飲料系やインテリア、航空会社などが思い浮かべられますね。
ビジネス関係の取引の場面などでは「誠実で頼りがいのある自分」をアピールするに効果的です。
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ネイビーブルーはビジネススーツの色もあるように ビジネスとプロフェッショナルを示す色、信頼できる色だとされています。 |
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明るいコバルトブルーは、赤をかなり含んでおり、 豊かで活気があり、刺激的な色とみられています。 |
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爽快さと元気をくれる色調です。 |
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宝石色の色調は大胆な色として見られます。 |
- ■その他、青のイメージ
- 知的、上品、クール、誠実、控えめ、男性的、シャープ、スポーティ、爽やか、清潔、正しい、シンプル、組織的 など
青色の応用
青色は「涼しさ、知性、清潔、理想的」などのイメージがあり、
濃い青から薄い青まで好感が高く、メイン、背景、アクセントのどれでも
使いやすい色です。また、青色は明度が低いため、黄色や白などの
明るい色と合わせると、遠くから見えやすく(視認性が高く)読みやすく
(可読性が高く)もなります。
配色によって視認性は大きく変わるので、目立つ色の組み合わせにする事が大切です!また、青色は奥行きや広がりを感じさせる色です。狭い空間を広く見せるのに効果的な色です。
青色は消極的で退屈、憂うつな色と見なされる事があります。人によっては、青は
気の滅入る色でもあります。特に鮮やかで濃い青を広い面積で医療の場や寒いところに多くつかうことは避けた方がよいです。
このように、一口に色といっても、それぞれの色には人間の潜在意識に反応して、人の心理に影響を及ぼします。「色」って奥深いものですね。
それぞれの色には、利点があれば、欠点もあるので、利点を最大限に活用できる使い方をしたいですね!