集客と色の関係(涼しい配色)

「色」は商品や会社を宣伝したり、
販売する上で重要な要素の一つです。

集客と色って関係あるの!?そう思われる方、必読です!!

人を引きつける色や目立つ色、色本来の意味などをご紹介しながら
色がどれくらい集客に影響を与えるものなのか、 カラーコーディネータの目線でお届けいたします。
お客様の集客のヒント、今後のデザインの参考になれば幸いです。

今回のテーマは「涼しい配色」です。

寒色と暖色について

以前暖かい配色を説明したことがありましたが今回はその逆です。
涼しく感じる色は、寒色と言われる青色を中心とした色になります。
逆に赤色を中心とした色は暖かく感じるので暖色と言われています。

上の写真をご覧頂ければ一目瞭然ですね。本当に体感温度としてなんと2~3度も違うという実験結果もあるくらい、配色は人間の脳に直結したものなのです。

ここでポイントは青系の寒色は「後退色」だということです。逆に暖色は目に飛び込んでくる「進出色」。
上の写真をもう一度よく見て下さい。

同じ部屋ですが青色の部屋の方が奥行きがあるように感じませんか?でも後退色でまとめると地味で目立たない配色になってしまいます。

実際、青色の車は実際よりも遠くに見えるという事で、赤色の車よりも事故率が高いらしいです!

寒色における配色のコツ

失敗例

寒色は海・水を象徴する色なので、
冷たさの他に、さわやかさ、清潔さをイメージさせ、夏場にはピッタリの配色ですが、
寒色だけでまとめてしまうと右のように
「さわやかだけど、非常に地味」な雰囲気に
なってしまいます。

これは上記で述べた後退色の影響により、
地味で目立たない配色になっているからです。

ラムネ

成功例

こんな時には、白色や差し色を使うと、強調させたい文字をしっかりと目立たせることが出来ます!さらに、進出色を使うと相乗効果が生まれ、暖色が文字通り目に飛び込んで見えて効果的です!

ラムネ

これから夏にかけて涼しい配色で暑さを乗り切りましょう!日本を代表する「涼しい配色」を参考にどうぞ!

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