集客と色の関係(白色)
「色」は商品や会社を宣伝したり、
販売する上で重要な要素の一つです。
今回は、白色をとりあげます。
白には、「冷たさ」「孤独感」「空虚」といったマイナスイメージもありますが、
「善」や「純潔」「清廉」などのイメージもあり、
ウエディングドレスや巫女さんの衣装にも使われているほど、
昔から生活に馴染みの深い色です。
日本人は、仏教思想や禅の教えが影響して単純な清潔感だけではなく、
精神的な気高さの象徴として「白」を好む傾向にあるようです。
テーマ色「白色」
白色は暗い色と対比させると、互いを引き立て、目立ちます。
また、あらゆる色と調和する色でもあります。
ただ、明度が高いので、明度の高い色と組み合わせると、色と
色の境目が分からなくなるので注意が必要です。
白地に黄色の文字は読めなくなりますからね!
読みやすい配色
案内の標識は青色に白文字や、緑色に白文字が多いですよね。
それは、「青と白」や「緑と白」の配色は読みやすく、目を疲
れさせない配色だからです。
日本人が好む白色と合わせる色
「白と藍」 「白と紺」 「白と黒」 「白と青」 は不変の人気があります。
「のれんの色といえば?」と聞くと「藍色」と答える人が多いくらい、藍色の歴史は深く、私たちの生活に馴染んでいます。藍色といえば藍染めが連想されますが、藍染めは美しさばかりでなく、虫除けの効果や、あせも防止の効果もあるといわれており、湿気の多い日本では重宝され、あらゆる分野にも浸透していきました。
このように、藍色はなくてはならない「生活の色」として定着し、日本人に好まれています。
また藍色に近い紺色も好まれ、「白と藍」「白と紺」の配色がよく使われてきたので、いまでも変わらず人気があります!
白を好む人の特徴
- まじめで素直
- 白、グレー、紺、黒、青を買う(選ぶ)
- 「良いものなのに安い」「応援したい」で買う
- 何でもシンプルな事が好き
- 売り方や店の人の「まじめさ」に
共感して買う事も多い
低コストで商品のイメージチェンジを計るには、色を使う事が有効的です!
また、色を利用して自身のイメージを変えたり、イメージを高める事も出来ます。
白色は「善」や「純潔」「清廉」などの他に「力」をイメージさせます。
誠実で力強い印象を与える白色は、ビジネスにおいて重要な色だといえますね!