集客と色の関係(世の中の配色)

「色」は商品や会社を宣伝したり、
販売する上で重要な要素の一つです。

集客と色って関係あるの!?そう思われる方、必読です!!

人を引きつける色や目立つ色、色本来の意味などをご紹介しながら
色がどれくらい集客に影響を与えるものなのか、 カラーコーディネータの目線でお届けいたします。
お客様の集客のヒント、今後のデザインの参考になれば幸いです。

今回のテーマは「世の中の配色」です


                                  今回は、皆様の配色のヒントにして頂ければと思い、身近によく見かける配色をご紹介させて頂きます。

標識

毎日と言っていいほど見ている配色ではないでしょうか?道路のあちこちにある標識は、見えなくては困るものなので、全て目立つ配色で出来ています。また、赤色は「絶対的禁止」、黄色は「注意」、青色は「肯定ないし指示」等、JIS規格でも定められています。

青色や緑色は精神的ストレスの緩和を促したり、精神集中を高めますので、落ち着いて判断しなければいけない場所や、落ち着いてゆっくり読んで欲しいところで見かける配色です。

心理学的にも原始的本能に働きかけるので、人の目を引き付けやすい配色です。この配色を使えば目立つのぼりも作りやすいですよ!

国旗

日の丸を見るだけで、様々な思いが湧き出してくるのではないでしょうか?そのくらい国旗は人々に影響を与えています。有名な国旗は見ただけでどこか分かるくらい、それぞれの国を象徴する色や形であらわされています。

アメリカンな感じ、和風な感じ。エスニックな感じ等を表現したい時には、国旗を参考にすると簡単でとてもいいですよ。

中でもフランス国旗のトリコロールは有名ですね。もともとはフランス語で3色でという意味なんですよ!

ロゴマーク

やはり飲食店では目を引く配色が多く使われています。その中でも食欲を増進させる暖色系の色を使用するお店が多いですね、逆に喫茶店等は安心感や落ち着きのイメージのある緑を使っています。

信頼が必要な会社になると、信頼のイメージがある青色や紺色、安心感の緑、高級感のある黒色を取り入れるところが多いですね。

誰もが口にしたチュッパチャップス。この鮮やかな配色を見るだけで心がウキウキしますね。実はこのロゴ、かの有名な画家、ダリが考案したものなんですよ!

自然界

自然界の配色が一番調律のとれた配色ではないでしょうか。身の回りにある色なので、心落ち着く配色ですね。

色の力で鳥や虫を呼び寄せて受粉するために、花は鮮やかな色を持ったと言われています。緑との補色をうまく使って目立っていますね。

逆にヤドクカエル等の毒を持つ生物は、毒を持っています食べないで下さい!というアピールをするための配色のものもいます。

身近なところに素晴らしい配色はたくさんあるので、困った時は考え込まずに外に出て、色々と目に触れる事が一番ですね!改めて身の回りの配色を見てみるとおもしろいですよ!

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