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目立つのは色だけなのか!?

目立つのぼり旗を作るために!

2021年05月21日

お店をアピールする為にかかせない「のぼり旗」、
せっかく立てるならやっぱり目立たせたいですよね。

目立たない事にはのぼりを立てている意味がないですからね。


先程から「目立つ、目立つ」と言っていますが、
そもそも目立つってどういう事なんでしょうか!?

まずはそこを抑えておきましょう。
ではこちらをご覧ください。

沢山の点がありますが、一番目立っている点はどれでしょうか?

無数の点

赤色の点ですよね。
まず赤の点に目が行ってしまいますよね。

「そらそうだよ!赤色だからだよ」
「やっぱり赤色は目立つなぁ〜」
「色で一番目立つのは赤色だからなぁ」


と思ったあなた!こちらをご覧ください!

青の点

いかがでしょうか?
後退色と言われる青色、しかも濃いめの。
リクルートスーツでも使われる言わば地味な色です。

これでも、目立っていると思いませんか?

赤色じゃないのに、目立っていますよね。

目立つというのは色自体が引き起こしている現象でないことが分かりますね。
周りの色と比べると青色が鮮やかなので、目が行ってしまうのですね。

ではこちらはどうでしょうか?

動く点

動いている点に目が行ってしまいませんか?

地味ぃぃなグレーです。しかも、周りと同じ色です。
まだ色味のある点もまわりにあるのに、動いている点に目が行きます。

これも目立ってる状態ですよね。


そう言えば、小学校の時、落ち着きがなくソワソワして
動き回っていた子っていましたよね。
目立っていましたよね。それと同じ現象です。

「だるまさんがぁぁ転んだ!」といって振り向いた時、
ちょっとでも動いた子ってすぐわかりましたよね。

人間は動くものに反応をするのです。

これは危険回避能力の一種で、危険をいち早く察知しようと
本能的に脳が見付けているのです。本能的にです。

目立つを辞書で引くと
「特に人目につく。目につきやすい。際立って見える。」

脳が際立っているものを本能的に察知するので、
勝手に目が行ってしまう状態。

これが目立っている状態です。

昔からのぼり旗がその形を変えずに、
ずっと使われている理由もここにあります。

「風になびいて動いている。」

これ実は、とっても大切な要素だったということです。

街中にそよそよと風を受けてはためいているので、
歩いていても視界に入ってきて脳が危険じゃないか判断しようと、
その動いている物体に注意を注ぎます。

その結果、のぼり旗が勝手に目に入ってきます。
のぼり旗そのものが目立っているということです。

無地ののぼりでもいい訳です。
ないよりあった方が、通りを車で走っていれば、
「あ、何かしてる?」と気になるんです。

のぼりがある時ない時

お客様の興味をひくのは、本当に難しいことなのに、
のぼり旗はあっさりやってのける訳です。

のぼり旗って本当に優秀なんですね。


歴史を紐解いても明らかです。
戦国時代、敵と味方を区別する為に使われていたとも言われています。
混乱した戦場でも目に入るのですから、その威力たるや想像に難くないですね。


だからと言って、何色でもいいのかというと、
そういう訳でもありません。

上述した点の話を思い出してください。
赤色で動いている点だとどうなると思いますか?

のぼり旗に目立つ色をコラボさせれば、
最強のコンビになる訳です!


でも、忘れないでください!
周りの色が大切になってきます!

その辺りを次回詳しく見ていきましょう!

本日はこのあたりで失礼します。
ありがとうございます。

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2008年入社にデザイナーとして入社。カラーコーディネーター1級。
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