
美しくて、長持ちするのぼり旗
2025年04月08日
「のぼり旗」には、天竺や金巾(いずれも綿製)やトロピカル(化繊)などの生地もありますが、
圧倒的に「ポンジ」(化繊)が使われています。
のぼりの生地一覧
https://www.order-nobori.com/guide/material/
コンビニや飲食店等の店頭で見かけるのぼり旗の生地のほとんどは、
メーカーは違えど、この「ポンジ」です。
それは、この生地がとても良く出来ているからです。
そもそも、のぼり旗は消耗品ですので、
コストは出来るだけ下げたいところ。
のぼり旗の材料コストといえば、生地とインクの2点です。
生地の「ポンジ」は出来るだけ価格を抑えるために、
とても薄く作られています。

しかも、生地が薄いと片面から印刷するだけで裏側まで色が抜けるので、
インクも片面分だけで済みます。
生地を薄くすることで、生地代、インク代を抑えることが出来るというわけです。
もちろんその分、デメリットもあります。
生地が薄いので、耐久性は高くありません。
一般に、ポンジ製ののぼりの寿命は、約3ヶ月です。
しかし、それが消耗品たる所以でもありますし、
季節の商品案内等、短期間の販促で使用することが多いので、
耐久性よりも安価というところに重きを置いています。
一方で、店舗名だけを印刷しているのぼりや、
取扱商品を入れているものでしたら、
頻繁に内容が変わる訳でもありませんので、
出来るだけ長く使える方がいいですよね?

薄くて寿命の短いポンジ製ののぼりがほとんどだからこそ、
世の中にもっと長持ちする耐久性の高いのぼり旗はないのか?!
とお探しの方は意外と多いのではないでしょうか?
そこで、このブログでは、長持ちするのぼり旗、
「長持ちのぼり旗」についてご紹介させていただきます。
長持ちするのぼり旗
「コストを下げるために耐久性を犠牲にしているというなら、耐久性の高いのぼり旗は高くなるのでは!?」
というお声が聞こえてきましたが、、、、
おっしゃる通りです。
W600×H1800mmのサイズで、
通常のポンジ製のぼり旗は、1枚作った場合、単価は4,600円ですが、
長持ちのぼり旗は、1枚9,800円です。
「倍以上もするんじゃ・・・」
でも、ちょっと待ってください!
意外にそうでもありませんので、少しだけお付き合いください。
1年間店頭に設置する場合を考えてみましょう。
設置場所にもよりますが、ポンジ製ののぼり旗は上述した通り、3ヶ月程度で色あせが始まります。
それに比べて長持ちのぼり旗は、約1年間は綺麗な発色を保ちますので・・・
こちらをご覧ください。

いかがでしょうか!?
ご覧の通り、「通常ののぼり旗」より「長持ちのぼり旗」の方がコスパが良くなります!
それだけではありませんよ。
色褪せが始まると、文字が読みづらくなる等、のぼりとしての機能が低下するので、
新しいものに交換しないといけません。
つまり発注の度に、取り換えるという手間もかかります。
時間も大切な資源ですからね。
もちろん、注文の度に送料もかかります。
さらに、「通常ののぼり旗」の場合、
1年で4回も、日焼けして色褪せた状態になっていることが考えられます。
色褪せたのぼり旗を立てているお店に入ろうとは、正直思いませんよね?
特に飲食店様でしたら、のぼりに商品のお写真を入れることもあると思いますが、
写真が色褪せていたら美味しさも半減です。
半減どころか、「ここの店大丈夫?古い食材使ってない?」
と、ネガティブなイメージすら持たれかねません。
店頭ののぼり旗を綺麗な状態に保つことは、集客にとって大切な条件です。
その点、「長持ちのぼり旗」は美しい状態で1年近く立っています。
それだけ機会損失が少ないということになります。
もちろん、上述したとおり、取り替えの手間はかかりません。
いかがでしょう。
「長持ちのぼり旗」の方がかなりお得なのではないでしょうか?
「長持ちのぼり旗」は、なぜ長持ちするのか?
それは、「ポンジ」よりも生地が厚いからです。
厚ければ厚いほど良いのかというと、話はそう簡単ではありません。
重さも関係してくるからです。
生地が厚くなれば単純に重くなります。
のぼり旗は自重が増えると、自身の重さで劣化します。
しかも、のぼり旗を設置するにはポールが必要で、
ポール自体が重さに耐えられなくなり、折れてしまいます。
ですので、のぼりの場合、厚みがあり尚且つ軽い生地が理想となります。
風になびく必要もありますからね。
それを叶えたのが「ツイル」という生地です。

ツイルは、国旗や社旗、部旗、団旗など、『旗』に最も使用されている生地で、
「ポンジ」に比べて生地の厚みは2.3倍もあります。
ただし、生地が分厚くなると、ポンジのように片面からだけでは裏までインクが抜けません。
ですので「ツイル」を使用する場合は、裏面も染める必要があります。
それを可能にするのが昇華転写捺染という、旗で使用している染め技術です。
どういう技術か詳細を知りたい方はリンク先をご覧ください。
端的に説明すると、
まずは転写紙に出力をし、その紙でツイルの生地を挟み込み、200度の高温をかけます。
すると転写紙に印刷されているインクが昇華して、生地に染み入る仕組みです。
これは「印刷」ではなく「染め」ですので、色の耐候性(=色持ち)も上がります。
【昇華転写捺染】

通常のポンジののぼりの印刷は、ダイレクト昇華印刷といって、インクジェットプリントと同じ原理なので、
生地の上にインクが載っかっている状態です。
【ダイレクト昇華印刷】

昇華転写捺染の方が繊維自体に色が入り込んで(染めて)いる分、色褪せしにくいのです。
美しいのぼりはブランディングに貢献する
実は、通常のポンジ製ののぼり旗は、安価にするため生地を薄くしたことで、
「耐久性」以外に、もう一つ犠牲を払いました。
「美しさ」です。
薄いので、どうしても透けてしまうのです。
その分、色が薄く見えてしまうこともあり、
発色の良さ、美しさという点では、どうしても見劣りしてしまいます。
ですが、長持ちのぼり旗は、厚めの生地に染めていますので、透けないのはもちろん、
発色がとても美しく、綺麗な仕上がりになります。
長持ちのぼり旗は、「耐久性」だけでなく「美しさ」も手に入る、今までにはない「のぼり旗」なのです。
しかも、先に申し上げた通り、ランニングコストで考えると通常の「のぼり旗」よりもお得です!
ぜひ一度、この機会に、「美しくて、長持ちするのぼり旗」をご検討ください。
無料の生地見本帳もご用意しています。
現物を手にとって、その生地感、発色性をご体感ください。
その美しさがお分かりになると思います。
↓↓↓
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美しい「長持ちのぼり旗」は、お店のブランディングにも貢献しますよ。
お客様の要望をベースに作り上げていく、オリジナルののぼりや旗、幕、のれん、看板を、6つのインターネットショップを通じて受注、全国に製造販売。
SNSでは、お客様の事例や最新情報、知って得するお役立ち記事を配信しています。
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プロフィール
管理者:オーダーのぼりドットコム店長@辻本

2008年入社にデザイナーとして入社。カラーコーディネーター1級。
現在はご注文、お問い合わせ対応など、お客様窓口を担当しています。
ブログでは、のぼりを購入する前に読んでおきたい情報や、デザインや配色について等、読んでくださった方に安心してのぼりを製作頂けるような記事を執筆しています。
どんな些細なことでもお気軽にご相談ください。とことんお付き合いいたします!

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