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のぼり旗の生地「ポンジ」の透け具合

2023年03月07日

急に暖かくなり春めいてきましたが、春の風でのぼり旗が破けたり、飛ばされたりしていませんか?
風は、人の目を引くようにのぼり旗をはためかせてくれる味方でもあるのですが、強すぎるとどうしてものぼり旗の寿命を縮めてしまう原因になります。のぼり旗の寿命を延ばす方法を以前のブログで書かせていただきましたので、こちらも是非ご参考にしてください。


さて、そんなのぼり旗ですが、ご購入いただいたお客様から、

「のぼり旗の生地が思ったよりも薄かった」
「思ったよりも透ける」

というお声をいただくことがあります。確かに、のぼり旗の生地は薄いです。
でも、その薄さにはちゃんとした理由があります。

のぼりの生地はどうして薄いのか?


弊社ではのぼり旗の9割を「ポンジ」という薄くて軽い化繊生地で製作しております。のぼり旗は季節ごとに変えたり、キャンペーンの期間だけだったりと、消耗品として使用するケースがほとんどです。ですので、出来るだけコストを抑えたいので、生地自体を薄くすることにより、材料費を抑えています。しかも、薄いことにより、片側から印刷をするだけで、裏面までインクが浸透します。1回の印刷で表からも裏からもよく見えるのぼり旗を製作することができます。まさに、「ポンジ」はのぼり旗の為に生まれた生地なのです。
のぼり旗の生地「ポンジ」

でもやっぱり薄いですね。。。後ろが明るいと透けて見えることもあります。でも、その透け具合なんですが、実は色によって若干調整は出来ます。色によってポンジ生地の透け感が違うからです。ご存知でしたでしょうか?

透け感は色で異なる


こちらをご覧ください。これらは全て同じポンジ生地に印刷をしたものです。

黒色のポンジ

赤色のポンジ

緑色のポンジ

白色のポンジ

いかがですか?透け感、違うでしょ!黒のポンジが一番透けて見えませんか?その反対に白色のポンジは透け感がマシですよね。では4枚並べてみてみましょう。

4色のポンジ

やっぱり白色のポンジの透け感がマシですよね。
では、どうして色によって透け感が変わってくるのでしょうか?

のぼり旗は白色か黄色がおすすめ


そもそも透けて見えるのは、光がポンジの生地を通っているからです。上の写真でも、後ろにある窓からの光がすり抜けているのが分かりますよね。
光を通す黒色のポンジ

ということは、黒のポンジが一番透けて見えるのは黒色が一番光を通すからということでしょうか?
でも、すべて同じポンジという生地なので、透けている度合いはどの色も同じのはずです。それなのに、なぜ透け感が変わって見えるのかというと、実は、色によって光の反射量が違うからなのです!

例えば、黒は基本、光を反射せずに吸収する性質があります。昔、虫眼鏡で光を集めて黒い紙を焦がした実験をしたことがあるかと思います。ですので、黒色のポンジは、ポンジ生地自体に当たった光を反射している量は少なくなります。逆に白は光を反射しやすいので、ポンジ生地自体が光を反射している光の量が多くなります。そうすると、すり抜けた窓からの光とポンジに反射する光が混ざり、見えにくくなっているのです。

白色のポンジの場合
光を反射する白色のポンジ

レースのカーテンを思い浮かべていただければ、よくわかるかと思います。白色のレースのカーテンをしていると、外から家の中が見えにくいですよね。あれは、白色の光の反射が邪魔をして、家の中が見えにくくなっています。逆に黒色の網戸の場合は、家の中が見えやすですね。

同じことがこののぼり旗でも起きているという訳です。ということは、透け感を抑えたい場合は、白色や黄色といった明るめの色でのぼり旗を製作すればいいということです。
のぼりをデザインされる場合の参考になさってください。

とは言え、実際のところ、街中でのぼり旗を見た時に、「あののぼり、めちゃくちゃ透けてる〜」「透けすぎて文字が読めないじゃん!」って思ったことってあります?まず、ないのではないでしょうか。
今まで何万枚ものぼり旗を製作してきましたが、「透けすぎて文字が読めない!」というお声は一度ももらったことがありません。ポンジはのぼり旗のために生まれてきた生地です。しっかりと文字は読めますので、きちんとのぼり旗としての仕事を全うすることが出来るのでご安心ください。自分で作ったオリジナルののぼり旗なので、じっくり見てしまうので、気になってしまうだけですね。

青空の下ののぼり旗

のぼり旗をよく見かける場所と言えば、パチンコ屋さんや飲食店、分譲地や住宅展示場・・・
他にもマラソン大会やハンドメイドフェスタといったイベントですね。

そこでの使い方は、神社のように同じのぼりを長く使う訳ではなく、期間限定のキャンペーンや売り出し中の商品、季節ならではのメニュー等、内容が頻繁にかわります。なので何年も持つ耐久性は必要はありません。1年を通して何度も作ることになるので、安価であることに越したことはありません。
さらに、表からも裏からも文字が読めないといけないので、表から印刷したインクが裏まできっちり浸透している必要があります。先述したように、ポンジという生地がのぼり旗に向いているということがお分かりになると思います。ですので、のぼり旗の生地は薄い必要があることを頭の隅にでも置いていただければと思います。






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