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のぼりを思った通りの色で出すには

のぼりを思った通りの色で作るには

2020年05月21日

皆さん、こんにちは。製造の常盤です。
今回はのぼりの「色合わせ」についてご紹介いたします。

そもそも「色合わせ」とは何かというと
お客様のご要望通りの色に色を合わせ
ることです。

そのままじゃん!と言われるかもしれませんが
のぼりの印刷においては、思い通りの色を出力
するということが、極意なんです。

え?ただそれだけ?と思われるかもしれません。
しかし、それだけのことが非常に重要で、非常に
難しいことなのです。

どのくらい難しいかというと、前に書いたブログ
「ポンジと紙に印刷すると色がどう違う?」
を読んでいただければ少しはご理解いただける
と思います。

さて、肝心の「色合わせ」ですが基本的にはお客様
から色のご要望を聞いてそれに合わせる形になります。

お客様が色を指定する方法は3つあります。

1、全国共通の色番であるDICナンバーや
  日本塗料工業会等の色番号等でご指示いただく方法

2、名刺やチラシ等のご希望の色が印刷された印刷物
  を送っていただく方法。

3、当社の生地見本帳でご指示いただく方法

え?パソコンのモニターで見てるからそれでいいじゃん?
と思われる方、こちらのブログをご覧ください
のぼりを「思い通りの色」で作る方法
これを見れば色指定の大切さがお分かりになると思います。

一つ目の色番号等で指定いただく方法ですが、
これは書いてある通り、全国共通の色番号で指定
していただければその色に極力近い色に合わせる
方法です。

色番号
↑僕が実際によく色合わせに使うDICやPANTONE等の色番号です。
 これに色を印刷した生地とを見比べて色合わせをします。

二つ目の送っていただいた印刷物に
色を合わせる方法ですが、
これは実際にいままで使用していたのぼり
であるとかそのような印刷物であれば基本的に大丈夫です。

実際にあった色見本としては、イベントで作ったパンフレットの
イラストに色を合わしてほしいとか、今まで使っていた
のぼりに合わして欲しい等というものがありました。

最後に三つ目の生地見本帳でご指示いただく方法です。

生地見本帳というのは弊社で実際に45色の印刷を施した
生地のサンプルです。
この中からお客様に色番号を指定してもらってその色通り
に印刷することになります。

これは生地ごとにサンプルがあるので実際の生地の
質感や生地ごとの発色の違い等を確認しながら
色を決めることができます。

生地(色)見本帳のご請求【無料】はこちら
https://www.order-nobori.com/kijisample.html生地見本帳

1、2の場合僕がどうやって色を合わせるかを紹介します。

こちらをご覧ください、これはあらかじめいろんな
インクの配合でのぼりの生地に印刷をしたカラー
チャートです。
色番号
↑弊社の印刷機でだしているカラーチャートです

お客様からいただいた色見本に一番近い色をこの中から
探し出してインクの配合を確認するのです!

インクの配合量を10%単位で変えているチャートなので、
ずばり合わない色があります。
その場合は一度元のデータでその色を印刷してみて、そこ
から少しづつ数値を変化させて色を合わせていきます。

とこんな感じに時には時間をかけながらも、丁寧に
色合わせをしております。

というわけで今回は色合わせについてご紹介いたしました。
いかがだったでしょうか。

これだっ!と思う色にピタッと色合わせが出来た時はとても
気持ちいいです。
のぼりをご注文いただく際は僕が色をきっちりと合わせるので
ご安心してご注文くださいませ。

それでは、今回はこの辺で
また次のブログでお会いしましょう!


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管理者:オーダーのぼりドットコム店長@辻本
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2008年入社にデザイナーとして入社。カラーコーディネーター1級。
現在はご注文、お問い合わせ対応など、お客様窓口を担当しています。
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