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こんにちは。

のぼりで細かい文字を印刷

2019年12月12日
印刷担当の岩澤です。

今回は小さな文字を印刷した場合
どれくらいの大きさまでなら読めるのか
についてご紹介していきます。

どんな文字でも問題なく印刷できたら良いのですが、
布に印刷するので、どうしてもにじんでしまう事があります。

特にミニのぼりは
どこにでも置けて便利な面はありますが
生地の面積が小さい分、印刷する文字や絵柄ももちろん小さくなり
あんまり細かすぎると文字が潰れてしまいます。

限られた面積でどれくらいの大きさの文字なら
読めるのか、気になる方もいらっしゃいますよね。


まずは実際の印刷物を見た方が
わかりやすいと思いますので印刷してみました。

小さい文字の印刷
<白地に黒い文字で印刷>

1番上の文字は約1センチの大きさです。
そこから下になるにつれて
2ミリずつ小さくしてみました。
1番下の文字は片仮名の部分は読めますが
「製」の文字は潰れてしまって読みにくくなってしまいました。
こういった画数の多い文字は要注意です。


今度は背景を黒にして、白抜き文字で印刷してみました。

小さい文字の印刷白抜き
<黒地に白抜き文字の印刷>

白抜きにすると文字の周囲のインクが
少しにじんでぼやけてしまいます。
1番下の文字の片仮名はギリギリわかりますが
漢字はかなり読みにくくなってしまいました。


次は背景の色を藍色にしてみました。

小さい文字の印刷白抜き2
<藍色に白抜き文字の印刷>

藍色は黒に比べて更にぼやけた感じになります。
1番下の文字は何か白いものがあるな〜くらいで読むのが難しくなり、
その上の文字も細くなってしまいました。
普通の大きさののぼりなら、
少しくらいぼやけても気になりませんが、
細かい印刷だと目立ってしまい
読めなくなる事もあります。

ご覧の通り、同じ大きさの文字でも
色や文字や書体によっても違ってきて
実際に印刷してみないとわからない場合もあります。

文字を大きくすれば解決できる事が多いですが、
デザイン的に変更できない事もありますよね。
もし気になるようでしたら、お気軽にお問い合わせください。
実際に印刷して、写真を撮ってメールで送る事もできます。

オーダーのぼりドットコム、印刷担当の岩澤がお届けしました。

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管理者:オーダーのぼりドットコム店長@辻本
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2008年入社にデザイナーとして入社。カラーコーディネーター1級。
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